CDについても常に小部数制作による高コスト、すぐに発売元品切が付いてまわります。1990年ごろのオルゴール・ブームの折にたくさんのCDが発売されましたが、そのほとんどが現在では入手不可能になっています。街のCDショップでは手に入りません。オルゴール博物館のミュージアム・ショップに行くか通販をお願いすれば確実に手に入ります。
サイト・オーナーはCDを170枚収集しましたがその中で、状態の良いオルゴールを使っている、よく知られた曲が選ばれている、録音が良い、いろいろな機種が聞けるという条件で下記の3枚をお勧めします。ジャケットの写真やデータなどはこのサイトのBibliography/CD、レコード、ビデオ目録/一覧表をご覧ください。
オルゴールの音をサンプリング・データとして録音し、ポピュラー音楽に編曲したものはお勧めできません。アンティーク・オルゴールの手の込んだ編曲を聞けばこの意味がお分かりだと思います。
No.47 「オルゴールのオペラの調べ」 オルゴールの小さな博物館発売 ポピュラーなオペラの名曲。シリンダー、ディスクともに大小さまざまな機種が録音されている。 No.42 「アンティークオルゴール オラトリオ」 オルゴールの小さな博物館発売 キリスト教の賛美歌が主体。いろいろな大型の優れたディスク・オルゴールが録音されている。 の力強い音は特に印象的です。 No.120 「Music Box Melodies Volume6」 Telemetry Systems発売 多分まだ輸入できると思いますが。
ディスク・オルゴールの これは珍しい機種以外だと比較的容易に手に入ります。のディスクを作っている会社が少なくともイギリスに2社、アメリカに2社、日本に3社(新曲の編曲もお願いできます)あります。また海外のディーラーはのディスクもたくさんストックしております。 メーカーまたはディーラーに曲目リストを請求し輸入するのはそんなに困難な作業ではありません、
このエッセイは下記の3編から成っておりますので続けてご覧ください。
この前は第1篇 Essay010 「アンティーク・オルゴールを鑑賞する」です。 ここは第2編 Essay011 「アンティーク・オルゴールの資料を探す」です。 次は第3編 Essay012 「オルゴールを手軽に楽しむ」です。
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